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おいなりさんのココロのセラピー

ココロがホロホロほどけていく。ココロのセラピーは、セラピストおいなりさんが送る心理療法のブログです。

友人がスーパーの刺身で食中毒になり、激おこぷんぷん丸なお話

f:id:katochinkun:20160827190954p:plain友人がスーパーの刺身で食中毒(腸炎ビブリオ)になり、激おこぷんぷん丸なお話

*このようなケースの場合、スーパーのレシートがなくても、医療費分の領収書を持って、スーパーに必ず請求しましょう。何をいつ頃購入したのか、おおよそ分かれば、スーパーは、履歴をたどって調べてくれます。まず、スーパーに電話する、サービスカウンターに問い合わせをするなどしましょう。普通の対応では、医療費(薬代含む)と品物代は払ってくれます。医療費以上の請求は、スーパーによって対応がまちまちです。

 

はじめに なぜ友人は怒ったのか?

浜松市における食中毒の発生状況/浜松市

 

浜松市に住む友人は、近所のスーパーの刺身が原因で、食中毒の被害をこうむった。そして、スーパーに謝罪を求めにいったのだが、「医療費と品物代だけでは、圧倒的に足りない」とスーパーの対応に怒っていた。

*スーパーの名称を友人は堂々と言っていますが、ここでは控えさせていただきます。


なぜなら、「腸炎ビブリオ」で友人が被った被害は、「相当」大きかったからです。

 

腸炎ビブリオについて

発症から1週間ほどでよくなるといわれている食中毒です。刺身をきる調理器具が汚染が原因。嘔吐が1日~3日ほど続き、その後1日5~20回以上の下痢が、続くそうです。

それだけでなく、のどの渇き、発熱などがあり、最初の3日はほとんど寝たきりだったとのことです。

 

しかし、実際は、1週間以上たっても、下痢は続くそうです。理由として、便が下痢に慣れてしまう現象が起き、その水のような便が発生から2週間ほど続き、ゆっくりと戻す必要があるとのことです。

 

友人は以下のような被害をこうむっていました。

1.予約した歯医者の手術が2週間以上遅れた。(治療内容は、銀歯のかぶせものをいったんとり、そのあとセラミックへ変更するという治療とのことです。)
2.旅行でもトイレを気にする。
3.塩素系漂白剤で下着を手洗いするという屈辱を味わった
4.腸炎ビブリオなどの病気が蔓延しているスーパーにもう一度行く羽目になった
5.ATM代(銀行ATMでは、トイレが付近になかったので、利子付
6.かれこれ1週間以上下痢。何食べても下痢。3日間は吐いてばっかり。
(多いときは1日50回以上。10回はトイレ。しかも下痢。トイレの清掃もその都度する必要があった)
7.お盆の計画台無し。3日つぶれたとのこと。
8.常にトイレを気にしないといけないため、車運転中はコンビニに寄る時間が増えた。
9.食べるもの、飲むものが限られる
10.役所の公表が、5日後と遅いため、本当の人数がわからない。(発表が遅れるパターンがほとんどと保健所の人が言っていたそうです。)
11.医者が専門でないと、腸炎ビブリオと確定できず、不安な日々を過ごした。医者が「腸炎ビブリオ」と診断するための検査(検便)をせず、対症療法(簡単な整腸剤など)だけで済ませてしまうことがほとんど。

 

「食料品を扱っている店の人間が、今回の謝罪を医療費と代金だけで済ませること自体、食料品というものがどういうものか認識が薄いのではないのか?」とも言っていました。挙句の果てには「静岡にいらないのでは?こちらに進出しないでほしい。飛行機が○○したり、○○〇が落ちて、建物ごとつぶれてほしい」とまで言っていました。

 

友人の話を聞いているとなんか納得できます。記のことを考えると当然ではないでしょうか?

 

1.食中毒は、対症療法が一般的な手法で、治るのに2週間かかること。
2.食事の変更だけでなく、トイレの清掃、お風呂やプールに入れない(浴槽などに菌が繁殖するため)、飲み会シーズンで魚が食べれないなどの制限と苦痛が伴うこと。
3.1日にトイレに何回も行くため、寝不足になる。漏れそうになると急にトイレに行きたくなり、目が覚める。
4.家族から汚物を扱うように煙たがられる。
5.洗濯物を自分だけ手洗いで洗う必要がある手間&屈辱。
6.ただでさえ熱中症に気を付けないといけない時期の下痢。水分補給するたびの下痢。そのたびのトイレ掃除
7.徒歩5分以内の範囲しか行けない。(トイレが怖くて)
8.頭の中がトイレしか考えられない。
9.太った。
10.車が必要不可欠な田舎で、移動が極端に不便

 

特に3と9番は、友人にとって精神的なショックらしく、9に関しては「今までの努力を泡にしやがって」と怒りが収まっていませんでした。

また、スーパーののちの対応も不十分だったとのこと。これが友人の怒りが全く収まらない本当の理由だったのです。

 

1.自社のHPに公表されていない。目立つところに記載されていない。
2.受付の人間がものすごく冷たい目をしていた。こちらは、腹を痛めているのに、そんな気も知らないで平然と普通に退屈そうに仕事をしている。
3.対応中ずっと立たせていた。体調が悪いのだから、座らせるのが当然ではないか
4.店長や関係者もこちらの意見をまったく聞こうとせず、「ごめんなさい」と一方的な謝罪の押しつけ。
5.菓子折りがしっかり梱包されていようが、保健所が入るような店は、怪しくて仕方ないので、結局食べないのに、それを食べるように誘導された。こちらは気分が悪くてさっさと終わらせたいのに。
6.個人情報なんか絶対教えたくないのに、教えてほしいと懇願。こっちは、物取りと同じように思われて、疑われているようでものすごくいや。

7.当分の間営業禁止と書いてあったのに、おなかの調子が治る前から営業している。こっちは、今も営業停止のような体調なのに。もう忘れようとしているのか。生意気にもほどがあるのではないか?

 

「スーパーは、余計なお金を出したくないので、医療費と品物代だけで済ませた」

「俺たち客が食中毒になろうが、事務処理的な対応だけで、客が被った「潜在的な被害」のことなんて考えていない」と悟り、「こんなスーパーなくなってしまえばいいのに」と思ったそう。

そりゃそうだ。

だって、医療費と品物代だけでなく、以下のような費用もかかったそうだから。

 

1.食事代・・・・薬だけでなく、食事や料理、飲み物まで普段以上の手間ががかかっているのだから、払って当然だろとのこと。
2.新幹線代・・・・座席変更にかかった費用(直前の変更だったため)
3.車代・・・・・薬屋に行った時にかかったガソリン5リットル分
4.トイレットペーパー代・・5ロールは消費した模様
5.途中下車代・・・・トイレがない無人駅のときに払った模様
6.飲み物代・・・ポカリスエットとOS1を大量服用した模様。
7.精神的苦痛に対する支払・・・・上記のような気づかいや手間だけでなく、消化器科の病院がなかったため、別の科に緊急で行くことになったそう。
この友人は、薬局がものすごく嫌いとのこと。理由として、「病院で同じ説明を2回以上する」「トイレがない」「初回だと病院とほとんど同じアンケートをかかされる」「立ったまま対応する」「どうせ隣にあるのなら院内でやれ」「風邪や嘔吐でつらいときに限って、察せずに長々と説明する」「本当にお大事にと思うのなら、さっさと薬よこせ」とまで言ってました。
8.洗剤・ハイター、嘔吐袋などのお金・・・2週間毎日となると使う量も1本単位だったとのこと。しかも下着の色が落ちないタイプだったから、結構高かった模様。
9.時間代・・・・休日3日+1週間。仕事していたら、数万円のレベル。病院の待ち時間などで休日が半日つぶれる。休日も休んだ気にならない。この対応も含めて、時間の無駄。

 

こういった顧客の意見をまったく聞かないことで生じた顧客満足度の低い対応をすると今後どうなるでしょうか?

「安近短」しか求めない客だらけになるのではないか?と普通の人は思うのではないのでしょうか?

とりあえず、友人は、もらった菓子折りを破棄し、二度といかないといっていました。

 

潜在意識下で刷り込まれたイメージで、企業は相当損をしている!

顧客一人一人の心理的なダメージを、企業が全く考えていない対応例だと私は思います。

食中毒のような、衣食住が変わってしまう、体に激しい痛み刻み込まれるような事件は、潜在意識にとてつもなく強いイメージを与えます。

熱中症対策が必要な環境下で、下痢が1週間も続くと、「トイレはどこ?」「漏れたらどうしよう」「刺身はいい」「水をとるときは、トイレの近くで」としばらく考えることになるのです。

 

潜在的に強く、刻み込まれてしまったブランドイメージは、口コミで伝播しやすく、地元のスーパーといったところにとって致命的なダメージになるでしょう。

 

そして、最終的には撤退という悲劇を生みやすいのです。

 

友人は「このことを絶対に許さないし、一生言い続けてやる」と言っていました。次のようなことを実際に飲み会で行ったそうです。

 

===ここから===
帰省のこの時期に、地元の同級生の飲み会は結構盛んに実施されます。

「あんまり食事と酒が進んでないね」と帰省してきた友人が心配すると

「このスーパーで食中毒にあったんだよ」と話が盛り上がるわけです。

「あそこの店で数百円程度の買い物をしただけなのに、あの店は、下剤を混入するんだ。しかも、う〇こを漏らさせる、家族に煙たがられる、食事制限にあう、休日を台無しにする、なんて余計なサービスをつけてくるんだ。

貴重な体験をさせてもらったよ。う〇こスーパー。

魚を買うとう〇こもおまけでついてくる。残ったのは、1回しかいかないような病院の診察券と空気が読めない薬剤師に対する恨み。

俺の貴重なお盆休みは糞まみれでトイレ掃除の毎日だ」

う〇こまみれだな」(下ネタで盛り上がる酔っぱらい一同)

==ここまで==

 

なんてことを下ネタ満載で酔った勢いで言いまくられるのです。

小中高校の地元の同級生もしくはその親族=顧客の可能性が非常に高い中、そうやってじわじわとそして急速に広がっていくのです。スーパーから見たら、「お金もうちょっと払っておけばよかった」と思うでしょう。

 

顧客は、スーパーで食中毒になったことよりも、後の対応の悪さで判断するものなのです。しかも、顧客はそういったことをスーパーに直接言いません。

売り上げという形で落ちていき、終わりが悪いと、評判も悪くなるアニメやドラマの最終回と同じなのです。しかし、残念ながらそこまで考えている企業は日本ではものすごく少ないです。同等品と交換すれば、納まるだろうと勘違いしているのです。

 

そういったことからも、医療費と品物代とだけというのは、相手にものすごく心象が悪いです。上記のように別の費用がかかっているからです。

要求通りとまではいいませんが、ある程度気持ちのお金を包む覚悟が必要なのではないかと思います。

 

さらに言うと、こういった話は、被害者だけでなく、医療関係者や市役所や保健所勤務の人間に一瞬で広がり、専門家ゆえの厳しいジャッジにあいやすいのです。


専門家に覚えられるというのは、こういったメンタルが専門の私のような専門外のブログで書かれることよりも、はるかに厳しいのです。

 

「このスーパーは衛生意識が薄い。これは潜在的な意識やシステム的に問題があるからだ。これらの問題は、口頭注意や管理の徹底などの対症療法ではすぐには解決しないので、行くのは毒をもらうだけ」と専門家は思うでしょう。

 

さらに友人に言わせると、周りは特養施設や老人ホーム、保育園など抵抗力が弱い人が多い地域だそうです。

そういった地域ではなおさら食に敏感だと思います。

果たして1年後にこのスーパーは存在するのでしょうか?

存在はしそうですが、評判は一生ついて回ってくると思います。

 

このように、潜在意識と関連した記憶というのは、それほどまで人の深層までしみ込み、影響を与え続けるのです。

 

食の恨みは、人に覚えられやすいのは、感覚や生活習慣と連動しているからこそなのです。